最近、息子がこっそりムダ毛処理してるみたいなの
男の子だからしなくていいと思うけど・・・
お風呂場のパパのかみそりを使ってる形跡や
掃除してるはずの排水溝がつまって見てみると
毛がごっそりあって驚いた経験はありませんか?
もしかしてお子さんがムダ毛処理をしているのかもしれません
この時期の男の子は話さないのでお母さんは色々考えてしまいます
- 男の子にムダ毛処理は必要?
- かみそりでのケガが心配
- 毛深いことで悩んでる?
これはすべて私の経験談でもあります
今は成人した息子ですが
思春期のときは親も子供も悩みが多いです
医療脱毛に携わって17年
元保健室の先生をしていた時の体験談も交えながら
思春期男子のムダ毛の悩みについてお話していきます
子育てで1番難しい時期をむかえているママのお役にたてますように
男の子もムダ毛が気になる
個人差はありますが男の子の第二次性徴期は11歳から16歳
この時期に声変わりや体毛が生えてきて身長が伸びます
今までの自分の体がどんどん変化していき、心も体も戸惑う時期にもなります
そして体毛が濃くなり異性の目を気にする時期
大人から見ればそれは成長期で男の子だから当たり前だと思うことも
本人はとても気にして体毛はいらないと考えている子も少なくありません
あと最近、多いのは
毛深くない子までムダ毛を処理しています
芸人さんやスポーツ選手が脱毛を話題にしていることもあり
男の子の間でも「脱毛」=「かっこいい」と思っている子がいるのも現実です
私たち昭和生まれのママたちの考えと
Z世代の子供たちの間では意識が違うということを
自覚することから始めなければいけません
熱中症で保健室に来た男の子
保健室の先生をしていた時
女の子は「先生、元気~?」と
用事がないけどおしゃべりしに来ます
日常の会話の中で最近あったことや悩みを話します
女の子はおしゃべりが大好き
でも男の子は病気やケガなど症状が出ないと来ません
2学期が始まったばかりの9月の暑い日
体育祭練習の時期でもあります
そんな日に熱中症の症状で保健室に来た男子生徒A君がいました
A君の服装は長袖長ズボンのジャージです
その服装で炎天下、体育の見学をしていたのです
熱中症になるのはあたりまえです
処置をして落ち着いたあとA君に聞きました
長袖で暑くない?
暑いけど・・・
むだ毛が気になるんだ
A君は「むだ毛」でしたが、生まれつきあざがあったり
アトピー性皮膚炎で悩んでいる子も同じ行動をします
友達にからかわれたわけではなく
自分が気にしていることがほとんどです
この時期は周りの目をとても気にします
そして大人が考えている以上に悩んでいます
男の子だってムダ毛処理してもいい
自分の息子がムダ毛を気にしていると感じたら親はどう対応したらいいのでしょうか
- 処理してることを否定しない
- 処理方法を教えてあげる
- かみそりなどの購入
否定してしまうと
お母さんに話しても悩みの解決にならない
と、よけい話をしなくなります
大事なのは息子の気持ちに寄り添うことです
中学生の肌はまだ柔らかく傷つきやすいです
毛に逆らって剃るのではなく毛の流れに沿って剃ること
毛をすくシェーバーもあるので全部剃るのではなく
毛量を減らすだけでもすっきりすることを
教えてあげましょう
またパパやママのかみそりを使っているようでしたら
息子さん専用のかみそりやシェーバーを与えた方が衛生的にも良くおすすめです
処理してもいいと思うと気持ちも楽になり
親に相談できるという安心感にもつながります
思春期男子の情報収集はSNSからが多いです
塗ると毛が生えないという広告をみて
効果のない抑毛ローションを買ったり
間違った情報に振り回されたりすることも少なくありません
おすすめ脱毛方法とおすすめしない脱毛方法
- かみそりで剃る
- 除毛クリーム
トリマー付きの電気シェーバーは安くて¥1000台で購入できます
普段は毛をすく程度で処理し、体育の授業など肌を見せる時はシェーバーで剃るといいです
除毛クリームも今は色々な種類があり比較的肌に優しい物もあります
肌が弱い子はパッチテストをしてから試してください
剃ったり除毛クリームをしたあとは保湿を忘れずに
- ワックス脱毛
- 家庭用脱毛機
- エステでの脱毛
ワックスは毛根から除去する方法で痛みもあり肌への負担も少なからずあります
家庭用脱毛機やエステでの脱毛はまだ成長期ということもあり
やっても毛が元気なため効果がでる時期ではありません
もし痛みがあることも理解し、お金をかけてもいいと思われるなら
医師と相談して施術ができる医療脱毛がいいです
思春期はまだまだ毛の発達期
ホルモンバランスが安定するまでは除毛方法でしのぎ
大人になってやっぱり毛はいらないと思ったら
本人の判断で医療脱毛を選択するのがいいでしょう
思春期男子の育て方
子育て四訓という深い言葉を紹介します
1、乳児はしっかり肌を離すな
2、幼児は肌を離せ、手を離すな
3、少年は手を離せ、目を離すな
4、青年は目を離せ、心を離すな
思春期男子はちょうど3の時期になります
3、少年は手を離せ、目を離すな
今まで、ママ~と離れなかった時期を過ぎて子供も親も子離れする入口に立ったところです
悩みも親に話しません
それが普通です
大事なのは毛の処理をしていることを否定しないこと
自分で考えても無理な時に一緒に考えて
その時に合った処理方法の手助けをしてあげましょう
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